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書家・占い師 泰永書会:参与 藝文会:発起人 書家・野尻泰煌に師事 書を通じて漢籍・思想・哲学・氣学・藝術全般に親しむ。 本来の人間表現に到達することを目的として 四柱推命・手相・方位学・易・生命学などの研鑚を積む。 四柱推命   / 推命学士・浅野太志に師事 手相・方位学 / 手相家・西谷泰人に師事 易        / 人相、易学家・天道春樹に師事 現在、埼玉大学・教育学部にて障害児育児をテーマとした講話や  「手相×アート」トークショー、仏像手相鑑定ツアーなどを含む 多分野での活動を展開。

一白水星の旅、紛失騒動(1)

前回のブログにも書きましたが、
5月11日に成田を出発し、日本からみて西にあたる
ハンガリー・オーストリア・チェコの3ヶ国を旅して来ました。
現地で過ごす期間は少し長めで10日間。

2019年5月の盤、西に回座している星は…
年盤:一白水星、月盤:一白水星(天道)の同会。

この一白水星の方位。易では坎にあたるため
効果の吉凶については意見が分かれるところですが
(私の見解はコチラのブログをご覧ください)

いずれにしても、旅行中(早ければ出発前から)は、
象意にちなんだ現象や状況が何かと起こりやすくなります。

主な一白水星の象意:
欠乏、苦悩、落ち着かず、隠れる、凹み、秘密、死者、葬儀、黒、腎臓、脊髄、肛門、sex、ガソリン、水道、雨、寒気…
※書道・書家も一白水星の象意に入ります

さて出発前日、換金したフォリント・ユーロ・チェココルナを
独身時代から海外旅行のお伴として使っている「キティちゃんのお財布」に入れようと、予め用意しておいた机の上を見渡すと…
なぜか見当たらない。
確かに4~5日前、引出しから出して机の上に置いたのに!

…探すこと30分。
財布は西の象意だし、「無くす・落とす」も一白水星の象意。
このままだと見つからないかもしれない…ということで
易に訊いてみました。

『キティちゃんのお財布は、どこにあるのでしょうか…』
⇒【坎為水 初爻】

なんと一白水星の方位に旅するのに、坎為水!
もうどんだけ~って感じです。※坎為水は内卦・外卦ともに坎

家の中にはある。床近く低い場所に潜んでいて
隙間や穴のような暗い場所に落としたか
どこかの奥の奥に隠れているか、水廻りの下も考えられる。
いずれにしても見つけるのは非常に難儀ですよ♪

ということか…。しかし気持ちを切り替え再度捜索。
下段中心に普段利用する引出しの奥やキッチン・洗面所等、もう一度探してみたものの、やはり見つからず。

仕方ないので『みつかりますか??』と再度易に相談。
⇒【澤風大過 上爻】

必要な状況が済んだあと出てきますよ♪

それって、旅行から帰ってきた後じゃないのーっ!
それじゃ間に合わないんだって~!

とにかく見つけたいので解釈の幅を広げ、
それならば、代わりのものを買ってきた後に出てくる…
という読みもアリではないだろうか♪
もう必死なので屁理屈仮説で、急いでDソーへ向かいました。

軽くて使い勝手は良さそうだけど色が黒のみ。(やはり黒)
バッグの中で目立たなくてイライラしそうだけど
108円だから…と自分と折り合いをつけ、購入。

帰宅後、執念深く家の中を探してみたけど見つからず。
「やっぱり旅行後か…」と30年近く愛用のお財布と今回は一緒に旅に出られないことがほぼ確定しました。

まぁ前向きに捉えれば、旅の前の「毒出し」ともいえるし、
とにかく旅行中は紛失には気をつけよう!と心に留めました。

…ただ、今回の旅はそれだけでは済まされませんでした。

元気いっぱいに送り出してくれた夫と娘に感謝し、出発。
旅先では一日一度、夫とメールのやりとりをしていたのですが、
出発した2日後から連日、娘の体調不良報告を受けることに。
よりによって、なんでこのタイミング~!?
元気に送りだしてくれただけにショックも強く、
聞かされても何もできないので、なおさら落ち着かず…でした。

結局、何をしている時も娘と夫のことが頭から離れず、
旅行中ずっと「苦悩・落ち着かず」の象意を受けていました。

私が帰国する日にようやく登校できると連絡が入り、
帰宅直後、スクールバスのバス停まで迎えに行くと
咳はあるものの元気な姿でやっと安心することができました。

帰国後2日目。時差ボケで夜中に目が冴えてしまったついでに
「そうだ、キティちゃんを探してみよう!」と思い立ち、
出発前に何度も探した引出し下段、奥の奥を再捜索。

すると、アレ?アレアレ?この赤い紐はもしかして???
と、見覚えのある紐を手繰ってみたところ…

出てきた、キティちゃん!!

まーじーかーっ!?易ってスゴイな!!
本当に帰国後に見つかったじゃないの~♪

机の上に出したはず!のつもりで引出しの中を探っていたから
余計にみつけられなかったのかもしれません。
思い込みには用心ですね。勉強になりました。

私については以上ですが、次回のブログは
「一白水星の旅、紛失騒動(2)」です。苦笑

 

高天麗舟

 

芸術、その感動の源泉

5/15よりオーストリア・サンクトポルテン市立博物館で
私が所属している書団「泰永会」の展覧会が開催されるため
5/11に成田を発ち、そのレセプションに参加をしつつ
泰永会と交流のある3ヶ国(ハンガリー・オーストリア・チェコ)を巡ってきました。

年盤・月盤ともに西に一白水星が回座していたこともあり(苦笑)、
一緒に旅をした全員にハプニングが起こる旅だったわけですが
…ブログは、しばらくこの時の話になりそうです…

そんな旅の中でも最も印象に残ったのが
チェコ・プラハの教会で聞いた弦楽四重奏でした。

本当はウィーンでオーケストラを聴きたかったのですが
残念ながらスケジュールが合わず、プラハで探しました。

しかし、プラハでも当日オーケストラを聴くのは難しく
結局この弦楽四重奏に落ち着きました。


ビゼー/カルメン、スメタナ/モルダウ
ドヴォルザーク/ユーモレスク、ビバルディ/四季

そんなわけで、実は少し残念に感じていたのですが、
チェコでチェコの作曲家スメタナ、
しかも、会場すぐそばを流れる川「モルダウ」も聴けるし
楽しみにもしていました。


モルダウ[ヴルタヴァ] (photo by 私)

実際の演奏は、手持ちのCD(フルトヴェングラー指揮モルダウ)に
耳が慣れていたせいか、だいぶ速く軽く感じましたが、
四季はさすがに終わったあと感激のあまり動けなくなりました。

音楽ド素人ですが、間とか強弱とか
それぞれの音が何もかも全く狂うことなく重なる感じとか
もうどうにもならないくらいに満たされました。

芸術って本当にすごい力を持っているんだなぁ~と
しばらくポーッと…することしかできなかったです。

そしてホテルに戻る帰り道、考えました。
映画のようにストーリーがあるワケでもないし、
芸術の感動の起こり・源泉ってどこなのだろうか?と。

演奏する姿や教会の雰囲気など視覚的な影響もありますが、
とにかく音楽に感激したことを考えると
やはりエネルギーや訴えてくる圧になるでしょうか。

どうしてこんなことを考えたのかというと
同じ芸術であれば、
音楽で味わったこの感激を書にも置き換えられるのではないか?と、ふと考えまして。

芸術と一言でまとめても
目の前で見て聴く音楽と、書き上がった書作品とで
エネルギーの質を同じくすることは難しいかもしれませんが、
今回の演奏から受けたエネルギーの「高み」であれば
書にも共通する要素として置き換えられるな…と、
そんな結論に至りました。

やはり、芸術の感動の源泉というのは「高み」のようです。

ということで
この、エネルギーの高みが自分の作品から溢れ出るくらいにまで
そこを目指して書いていけばいいのね、と
今、独りで盛り上がって、独りでスッキリしました。(笑)


音楽を聴き終え、満足した私。(photo by Tenco)

高天麗舟

時代を変える「少数決」

もともと読書好きではないのですが、今から10~15年ほど前は
よく自己啓発系や成功哲学の本などを読んでいました。

しかし、手相や四柱推命など占いの勉強をしたり、
易の研鑚のため易経を読み進めたり、
書作品の創作で老子道徳経などを読んでいくうちに
「成功しようという意識自体浅いんだな…」という(笑)
非常に心地よい冷めた境地に辿り着き、
日々、自分の器の中で精一杯生きるに至りました。

特に易経は、日常生活で易を立てながら勉強しているので
もう、ぐうの音も出ないような原理原則を感じます。

中でも私が好んでいるのが「少数決」という原理。
いわゆる多数決とは真逆の、
「数の少ない者が、勢力があり主になる」考え方。

例えば上の写真は “地水師” という戦いの卦ですが、
六爻のうち、五つが陰で、下から二番目の爻だけが陽です。
陰の数が多いから陰が主体となっていると読むのではなく、

たったひとつの「陽=司令官」が
「陰=大勢の衆(兵)」を率いている

のように、一陽を非常に重要視します。

もっと簡単に少数決を言い表すと、
男子校に女子高生一人来たら、男子みんなが色めき立つくらい
女子高生一人の影響力は強い…
というもの。(笑)

変わったことをすると何かと叩かれやすい世の中ですが

いつの時代も前例のないことをする人が現れ、
その他大勢の人は
その人についていったり、流されたり、あるいは批判したりと
いろんな形で結局は影響されながら
その前例のない出来事が残っていくんだな…
そういう人たちが時代を創っているんだな…

ということをしみじみ感じます。

いくら流行りの洋服を着て最先端のつもりでいても
既にあるものを着ているだけの追随者…なんですね。
皮肉です。(苦笑)

↑この本をGWの合間に読んだのですが、

バイクの事故で重度障害者になったある男性が
「ボランティアに頼るのはやめて、有料介助者を雇おう」と
それまでになかった障害者自身が雇用主となるモデルをつくり、
それを機に、全国に自立生活センターが広まった…

というお話が載っていました。

やはり前例にないことをするのを恐れてはいけないですね。
心から勇気づけられました。

 

高天麗舟

※私が所属する泰永会の展覧会がオーストリアで開催されます。
この式典に出席するため、5月の鑑定はお休みします。

「令和」への期待

令和になりましたね。
平成を迎えた時と違ってとても明るい改元です。

官房長官が「令和」と発表した時、
すぐに泰煌式生命法(姓名判断)で確認しました。

「令和」
総画/13画、陰陽/○●自然象形、五行/火性・土性

ちなみに

「昭和」
総画/17画、陰陽/○●自然象形、五行/金性・土星

「平成」
総画/12画、陰陽/○○不自然象形、五行/水性・金性

生命法で観る場合、
まず自然象形・不自然象形かをみていきます。
(漢字の画数が奇数か偶数かで判断します)

自然象形の場合は、五行の特性が良い方向に表れやすく、
不自然象形では、五行の特性が悪い方向に表れやすくなります。
特に、最初の五行の影響は強いです。

画数は、物事の運びの良さ(運の流れ)を判断します。
こちらも自然象形・不自然象形の影響を受けます。

「昭和」は17画。自然象形で、最初の五行は金性。
17画は吉数なのですが、苦労を超えて吉に向かう性質。
しかし自然象形なので、その苦労が実ります。
昭和は戦争を経験しましたが、
その後高度成長期、そしてバブルでした。
五行は金性なので、金属関連、金融が脚光を浴びます。

「平成」は12画。支障多く、失意に終わる凶数。
12画自体が凶数な上、さらに不自然象形。
五行の水性から、水害に注意と読みます。
(地震については直接的には読み取れません)
防災意識は高まりましたが、災害の絶えない平成でした。

「令和」は13画。万難を排して急進的に成功する吉数。
自然象形なので火性の性質が良い方向へと向かいます。
火性は、主に芸術や文化、教育を意味するため、
芸術・文化面での発展が期待できる時代となりそうです。

実は占いも火性に属するので、
書と占いに携わる私としては有り難い流れです。

もし、不自然象形の火性であったら
日本も戦争に向かっていったかもしれません。
とにかく自然象形でよかったです。

明るくで情熱的な性質の火性。急進的な勢いの13画。
この令和の祝福ムードが象徴しているようです。

10月のパレードは見にいかなくちゃっ!!!

そして私も書きました。

 

高天麗舟

感情線と表出

手相の基本3大線、感情線・知能線・生命線。
(下図:中指に向かう縦線は運命線)

指に近いてのひら上部に位置する感情線は、
主に心の奥にある感情や性質を表しています。
線の長さやカーブの角度にその人そのものが表れ、
恋愛の傾向もこの線をみるとだいたい判断できます。

てのひらの真ん中を横に走る知能線は、
主に思考傾向・特性・集中力・主体性を表しています。
分岐していても複数あっても
基本的に適度に深くスッキリ入っていれば吉相です。
アインシュタインなどは無数に枝分かれしています。

親指の付け根をグルッとまわる生命線は、
主に気力・体力・活力を表しています。
困難にあっても生命線がしっかり刻まれていれば
持ち前のバイタリティーで何とか乗り越えることができます。

以上が基本三大線の大まかな説明となりますが、
多くの手相家は生命線・知能線を重要視する傾向にあり、
手相本でも感情線についてはサラッと載ったものが多いです。

しかし。特に最近感じていることですが、
いくら立派な生命線であっても、感情線が不安定であれば
せっかくのバイタリティーが例えば粗暴となってしまったり、
深く考えるタイプの知能線であっても、感情線が不安定であれば
考えが堂々巡りになってしまったりする恐れがあるわけです。

どう表出するか?を示すのが感情線であり、
他人との関わりを示すのも感情線なのです。

平成最後の日、Yahooニュースをみていたら
こんなハッキリとした写真が載っていました。

この感情線を拝見するだけで頭が下がります。
感情線の位置が非常に低く(指から遠い)、直線的で強いです。

どんな時でも感情に流されることなく、冷静に、
そして客観的に状況と自分をみつめる強さが表れています。

象徴というお立場を模索されてこられたとのことですが、
個を消してお立場に徹してこられたことが
この感情線から伝わりました。

私では想像つかないようなご苦労もされてこられたと思いますが
その度に静かに捉えて慎みを崩さず対応されてきたのだろうと
(勝手な想像ですが) 何とも言えない気持ちがこみ上げてきます。

最近、天皇・皇后両陛下の特集番組ばかり見ておりまして、
その度に心の底から「日本人でよかった…」と感じています。

明日からの令和も戦争のない良い時代でありますように。

 

高天麗舟

 

縁も関わり方次第

日曜日は、アートテラー・とに~さんとのイベント
「仏像手相鑑定ツアー」の講師ということで
東京国立博物館で開催されている東寺展へ行ってきました。

限られた時間でしたが、たくさんの方とお話しができ、
また様々なタイプの手相を拝見することができ、
とても充実した一日を送ることができました。
参加してくださった15名のみなさま、ありがとうございました!
そしてとに~さん、今回も大変お世話になりました!

こういうイベントでの出会いもそうですが
日常生活を送る中で、人というのは
知らないうちに多くの人と出会っているものです。

深い縁になっていく人もいれば、ただの知人で終わる人、
また、親しかったけど離れていく人というのもありますね。

気が合う・合わないはありますが、最近感じているのは
縁を深められるかどうかは、こちらの関わり方次第
ということです。

特に、仕事以外の関係や利益を伴わない関係においては露骨で
その人の本質が垣間見えてしまうものです。

せっかく良い人と出会ったとしても、相手に対して
雑な対応をしてしまえば相手は離れていくでしょうし、
反対に真心がこもっていれば、
そこから関係が深まっていく可能性が高まります。
一瞬・長期間にかかわらず、です。

こう考えると、人というのは
無意識のうちに人間関係をふるいにかけているものなんですね…

…私は精一杯に人と関われているであろうか??
気をつけなくちゃ。

■アートテラー・とに~さんのブログ、

というシリーズに載せていただきました。
「本日のお客様:三代目大谷鬼次」です。

 

高天麗舟

 

「火山旅」での気づき

実は、二月の立春を過ぎて間もなく娘が体調を崩し、
2ヶ月近く不安定な日々を過ごしています。

学校でインフルエンザ・胃腸炎と
立て続けにうつされたのをキッカケにまず持病が悪化し、
さらに消化器が弱ったことから腸閉塞になりかかったようです。

どういうわけか我が家は、
娘の体調が悪い時は、もれなく夫の仕事も忙しく
久し振りに看病で眠らない日々を過ごしました。

そんなことから鑑定も日時変更のお願いをせざるを得ず、
(快く変更して下さった皆様、本当にありがとうございました!)
書の作品も締切が迫っているのに落ち着いて書くことができず、
またなんというタイミングか、この期間に迎えた私の誕生日も
洗面器片手に家中走り回って終わりました。

“明日こそ良くなって欲しい、でもわからない…”
そんな毎日を送る中で改めて思い知ったのは、

どんなに不安に襲われようとストレスが溜まろうと
今の私のこの思いを一滴漏らさず正確に汲み取り
慰め救ってくれる存在などどこにもいない。
という事と、

何があっても結局は、
自分で折り合いをつけて自分で自分の機嫌をとるしかない。
ということでした。

あぁ~、やっぱり「人間は一人なのだ」と
諦めではなく、本来の意味として肚に落ちました。

易に火山旅(かざんりょ)という卦があります。
旅・旅人という意味ですが、
この卦が意味するのは、今のようなお気楽な旅とは違います。

昔の旅は交通の便は悪く、また治安も悪く、
道中は知らない人ばかりで孤独で心細くなります。
宿もわずかなため甘えるわけにもいかず、
人との親しみ薄く、不安が絶えません。

よってこの卦が出た時は、主に孤独で不安定な運気を示します。
この2ヶ月間、夫にも頼れないし、まさに火山旅の状態でした。

久し振りに精神的にこたえましたが、
この火山旅、運気は不安定ですが学問・研究には良く、
そのせいもあるのでしょうか、
「本来人間は孤独な生きもの」と気づくことができました。
そして、孤独ながらに歩んでいくしかないんだな…
ということにも気づけました。

やはり、人の成長には
ある程度のストレスが必要なのかもしれません。

昨日今日あたりからようやく娘の体調も落ち着き始め、
火山旅の学びはとりあえず終了したような感じです。

「火山旅」の次の卦は、進退決せずの「巽為風(そんいふう)」。
この流れの通りになってしまうと
まだ安心はできないことになってしまいますが、
娘の体調も私の仕事も
ともにゆっくり焦らず送っていこうと思います。

高天麗舟

意欲と興味を育む

超貴重なお弟子さん一名を迎え、
書の教室「麗舟会」、今月からお稽古始まりました。
(お問合せくださった皆さま、いつまでも待っていますので
慌てないで大丈夫です!本当にありがとうございます!!)

要領を得ない私でしたが、
超貴重なお弟子さんが温かく見守ってくださったおかげで
無事、第一回目のお稽古を終えることができました。

やはり、実際に行動すると
いろいろと気づきがあるものですね。

指導するまでは、
稽古・指導というのは、技術を教え導くことがキモ!
と、何の疑問も持たず思っていたんです。
(もちろん人を導くこともですが)

ところが!
実際経験してみるとキモ以前に、まず
「上手くなりたい意欲」をどれだけ芽生えさせ、
「段階に応じた興味」をどれだけ育み続けることができるか?
そこが大切なのでは?ということでした。そして、
そこに指導する側の力量&器が表れるのだろうと感じました。

指導者が楽しそう伝えるだけでは
恐らく聞く側は引くだけでしょうし、
かといって、いきなり突っ込んだ指導をしても
ポカンとさせちゃうでしょうし、
ここが私の学びのポイントなんだろうなぁ~と思いました。

こちらもこれから段階に応じて
様々なことをしっかり学んでいこうと思います。

 

高天麗舟

 

 

 

 

癖が魅力に~特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」をみて~

先月の終わりごろ、東京国立博物館で開催されていた
特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」を観てきました。

会期終了間際だったためか、とんでもない混雑ぶりで
目線より下に配置してある展示物は
ジャンプしたとしても観られないような状況でした。

仕方がないので第一会場は流し見て、第二会場に移動しました。
が、第二会場終盤になると皆さん集中力が途絶えるようで
目の前で展示物を見られるくらいになっていました。

そして、その、皆さんが飽きてきたであろうエリアに
「今日ここに来てよかった~」という作品がありました。

米芾(べいふつ)です。

孫過庭(そんかてい)も王羲之書法を継承したことで有名ですが
この米芾も王羲之に徹し学んだ方だそうで
手元の本で二人の書を改めて見比べてみると
米芾の方が断然!王羲之の美しさ汲み取り
表現できているように感じます。(何様?的な発言スミマセン)

その米芾の作品ですが、
パッと見るとクセ字のような印象を受けます。
(といっても、それだけ王羲之に徹してきた方なので
一般的に使われる「クセ字」とはまったく意味は異なります)

しかし不思議なもので、そのクセがなんか心地良いというか、
このクセがあるから全体が際立つというか、
逆に、このクセがなければもの寂しいだろう…
というところまで思わされたことに衝撃を受けました。

このクセそのものが米芾であり、
米芾でなければ書けないジャンルが完成されていました。

クセが魅力という領域にまで昇華した素晴らしいお手本を
目にすることが今回でき、
これこそが、がいつも言っている個性なのだろうと
そして、この領域まで来たものを【名品】と呼ぶのだろうと、
頭でわかっていたことが肚に落ち、
またそれを実際に目にすることが出来た感動で
本当に胸がいっぱいになりました。

目から鱗が落ちる…とはこういうことを言うのだろうと
主役の顔真卿ではないところでしたが、
私にとって充実の展覧会でした。

高天麗舟

展覧会がゲキ混みだったので
パンダ・ラテを飲んで時間調整しました。

運命線に合流する線

5年ほど前でしょうか、ある青年の手相を観ました。

大きな体格ですが、非常にシャイな方で
優しい人柄がてのひらから滲み出ており、
私の問い掛けに小さく頷き、言葉少なに答えてくれたのが
とても印象的でした。

当時、学生相撲でかなりの成績をおさめていたそうで
いろんな部屋からスカウトを受けているものの、
一体どこがいいのか、迷っている…とのことでした。

「複数の中から一つ選ぶ」のに適した占術は、
易やタロットなど卜占(ぼくせん)と呼ばれるものが得意なのですが
手相イベントだったので、その青年の年齢から近い流年の部分に
何か良いサインはないか?と確認してみました。

すると、青年の年齢の翌年を示す部分に…

上図のように、
運命線(黒)に流れ込む線(黄色)がハッキリと刻まれていました。
(※親指側からでなく小指側から合流してくるのがポイント)

これは影響線というもので、
良い縁や出会いがあることを表しており、その影響により
その後の仕事や人生が発展していく…となります。

意外とよく見掛けるのは、中年男性のてのひらで、
その昔、素敵な女性と恋愛・結婚したことが見てとれます。

恋愛の出会いもそうですが、しかし恋愛に関係なく
人生の師となる人との出会いや
「あの時あの人と出会わなければ今の自分はなかった…」など
人生に良い影響を与えてくれる人との出会いの意味も強いです。

どの部屋が良いと具体的に言うことはできないけど、
とにかく良い親方のところへ行けるから、安心して大丈夫です。

と伝えました。

あれから時々思い出してはいたものの、
名前もわからず、どうなったのか調べようもなく
気になったまま数年が過ぎていきました。

そして今年。
いつものように何気なくSNSをみていたら、
偶然、その青年と思われる記事を見掛けまして
無事に力士になれていたことがわかりました。

良い部屋・親方の元に入れたのか
具体的なことはわかりませんが、
しみじみ「よかったなぁ~」と嬉しくなりました。

土俵の上では優しくなり過ぎないよう、
陰ながら応援しています!!

高天麗舟