感情線と表出


手相の基本3大線、感情線・知能線・生命線。
(下図:中指に向かう縦線は運命線)

指に近いてのひら上部に位置する感情線は、
主に心の奥にある感情や性質を表しています。
線の長さやカーブの角度にその人そのものが表れ、
恋愛の傾向もこの線をみるとだいたい判断できます。

てのひらの真ん中を横に走る知能線は、
主に思考傾向・特性・集中力・主体性を表しています。
分岐していても複数あっても
基本的に適度に深くスッキリ入っていれば吉相です。
アインシュタインなどは無数に枝分かれしています。

親指の付け根をグルッとまわる生命線は、
主に気力・体力・活力を表しています。
困難にあっても生命線がしっかり刻まれていれば
持ち前のバイタリティーで何とか乗り越えることができます。

以上が基本三大線の大まかな説明となりますが、
多くの手相家は生命線・知能線を重要視する傾向にあり、
手相本でも感情線についてはサラッと載ったものが多いです。

しかし。特に最近感じていることですが、
いくら立派な生命線であっても、感情線が不安定であれば
せっかくのバイタリティーが例えば粗暴となってしまったり、
深く考えるタイプの知能線であっても、感情線が不安定であれば
考えが堂々巡りになってしまったりする恐れがあるわけです。

どう表出するか?を示すのが感情線であり、
他人との関わりを示すのも感情線なのです。

平成最後の日、Yahooニュースをみていたら
こんなハッキリとした写真が載っていました。

この感情線を拝見するだけで頭が下がります。
感情線の位置が非常に低く(指から遠い)、直線的で強いです。

どんな時でも感情に流されることなく、冷静に、
そして客観的に状況と自分をみつめる強さが表れています。

象徴というお立場を模索されてこられたとのことですが、
個を消してお立場に徹してこられたことが
この感情線から伝わりました。

私では想像つかないようなご苦労もされてこられたと思いますが
その度に静かに捉えて慎みを崩さず対応されてきたのだろうと
(勝手な想像ですが) 何とも言えない気持ちがこみ上げてきます。

最近、天皇・皇后両陛下の特集番組ばかり見ておりまして、
その度に心の底から「日本人でよかった…」と感じています。

明日からの令和も戦争のない良い時代でありますように。

 

高天麗舟